Aussie Bites!

「自然豊かなオーストラリア」 （MIA会員三浦孝道さん）

　25年位前「メルボルンマラソン」を走るためメルボルンに行った時のこと、マラソンの前後の観光でオーストラリア固有動物のカンガルーやコアラ、ウオンバットなど動物園で見たり触れたりもして感動したが、一番感動し記憶に残っているのは観光ツアーで「ペンギンパレード」を見たこと。
　と言っても飼育、調教されたペンギンが園内をパレードするのではなく、野生のペンギンが夕方、海から巣穴に戻るのを間近でそっと見るのである。30cm位の小さなペンギン20～30匹が天敵を避けて、薄暗くなるのを待って波打ち際から草むらの巣穴に向かって一斉にちょこちょことお尻を振りながら一斉に帰って行く姿は可愛い！癒される！野生のペンギンの営みが大都会メルボルンから直ぐ近くで見られる自然があるのも凄い！
　また、帰途お土産店で原住民アボリジニの描いた絵（アボリジナルアート）を買うため絵を選択していたら大きな魚を捕獲している絵柄があり、魚に興味があるので買って帰り絵の説明書きの「ＢＡＲＲＡＭＵＮＤＩ」と言う言葉を調べると「アカメ（赤目）」と言う魚。同属種が日本の川の淡水や汽水域にも棲息し、1ｍを超す大魚で絶滅危惧種。自然豊かな川にしか棲息せず日本では宮崎県と高知県にしかいない魚。オーストラリアでは原住民が狩りをするほど棲息している自然豊かな川があるとの証明、やはり自然豊かな国なんだ！と納得。