Aussie Bites!
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「オーストラリア旅行記(最終章)」 (MIA局長 藤元幸一郎さん)
アデレード駅から、ウーバータクシーを利用して、市街地にあるホテルに入り、夕方から街歩きに出ました。しばらく歩いていると、セントラルステーション駅があり、入口にはカジノがありました。若い人から、年配の夫婦まで、楽しんでいます。さっそく、カードを購入してやってみました。これが面白く、私はお金を増やせませんでしたが、同行の息子は少し儲かったようです。
夜になって、車で市内を案内してもらいました。アデレードは比較的新しい街で、道路は碁盤の目に作られ、直線で広く、F1の自動車レースも行われていたとのことです。市街地から30分程走って、コアラの住む森に行きました。ユーカリがたくさん茂っている場所で、匂いが強いですよ。と言われて車を降りると、なんとも言えない強い匂いでした。翌日は、ドイツ風の街、ハーンドルフに行きました。たくさんの人が行き交い、お店も数多くあり、路上でギターを弾いていたり、楽しい街でした。
シドニーに戻るため、アデレード空港に着いて、空港ビルの中に入ろうとすると、出発まで時間がある場合は入れないと言われました。ところが、周りには食事をする場所もありません。交渉して入れてもらいました。食事を済ませて、出発ゲート近くで待っていると、出発時間が近づいているにもかかわらず、搭乗予定の便の表示が出ません。おかしいと思って尋ねると、搭乗口変更になったと。慌てて移動すると搭乗は始まっていました。やれやれと飛行機に乗り、動き出したものの、途中で止まって動きません。後から出発した、他の飛行機がどんどん先に行きます。30分ほどして動き出して離陸し、雨で激しく揺れながらシドニー空港に到着しました。到着後、機長からアナウンスがあり、「何て言ってる?」と同行のダリンに聞くと、出発するとき、長く止まっていたのは、飛行機の電源が落ちたせいだと。リセットしたので時間がかかった。でも、そんなに遅れなかったでしょと話したと。到着してから聞いてよかった話でした。こうして、シドニーを出て3日間のインディアンパシフィック号の旅は終わりました。もう一度、今度はシドニーからパースまで3日間乗ってみたいです。そのためには、英語が話せるとより楽しいと思いますが、こればかりはなかなか上達しません。(完)